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波屋さんの、写真と絵と日々の徒然。
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HN:
波屋
年齢:
38
HP:
性別:
女性
誕生日:
1987/02/13
職業:
サービス業
趣味:
写真photo/絵dorowing
自己紹介:
写真・被写体・お絵描き
を、しています。

PMS気味冷え性の
治療生活中につき
ゆる~く、ストレスフリーに、
月経周期に基づいて
生活しております。
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話さねば
自己は見えぬ。

中学生になるまで
友達関係の形成がうまくできなかったあたしは
22になった近頃
友達のありがたみを実感し始めてる訳ですよ。

ここ数ヵ月、久々の知り合いとか友人に会う機会があって
いつも思っているだけの事を
この口で話して手で書いて
会話していく事で、意図せず抜き取る中身。
自分を露呈さして
それが相手にどう見られているか考える緊張感
その間にも会話は進んで
同時に 自分を見る目も冴えていく。

いや全く 普通のことなんだが
そういう機会がなくなると
自分が見えなくなる。
という事を実感。

下町の子供は近所に育てられるというのは
こういうこともあるんだろうな。

まぁ自分に
若干のプライドと
嫌われたくない精神が
根強くあるから成り立つんだろうけど。

嫌われ者なのに
嫌われたくない
嫌われたくないから
嫌われる。
うまいこと言った?
気持ち悪いな。

ほらまたやった。


とにかくね、
友達は大事にね って事ですよ。
あたしみたいな奴には
付き合ってくれる 誘ってくれる人達が
いてくれるだけで ありがたい訳で。
あのタイミングこそなければ 奇跡な訳で。
だから元々 見返りも求めてないし
悪い意味でなく 期待はしてない。
ん?多少してるか?
今までは多分 何も分からなかっただけなんだけど。



あの子は元気だろうか

小学生の頃 見た目の悪いあたしは
当然周りから疎外されてたんだけども。
特に女子は ボスに従わなきゃいけないとか
多い方の流れに乗らなきゃいけないとかで。
中には
確かにキモいと思いながらも
疎外までするのは 頭の端で何か違うんじゃないかと
思っていたかは定かじゃないが
明るく接してくれる子もいて。
それでも
大人に近い今でも
小学校が一緒だった子達とは
一線引かなきゃいけないと
自ら思っていて。

いつだったか
20歳を過ぎて そんな子の一人に偶然会った。
向こうも気付いていながら話し掛けては来なくて
それを知らずに勢いで話し掛けた。
悪いことしたかもな。

話していくと
あんなに明るくて元気で素直な子が
あたしなんかより遥かに大変な方を患って
今はそれについての医師になれるように頑張ってるという。
自分のことも話してくれた。

驚愕した。
(今思うと確かに
あの元気と明るさには
危うさもあったような気がする。)
更に
そんな辛いところにいるのにその子は
真剣な眼差しで あたしの目を見て 言った。
「今 自分が幸せじゃないのに
人の幸せなんて考えてる場合じゃないよ」
「今はまず、自分のこと心配しなきゃ」
当事者の言葉は重かった
その重さが、あたたかった。
何より あの眼が きちんとあたしを見ていた。
酷かったあたしを知ってるはずなのに。

不甲斐なく泣いてしまった
電車なのに。めんどくさい女。
感謝した。
そして 尊敬した。

その子の今の交遊関係がわからないので
連絡先は交換しなかった
そこまで言い出せなかった。
というか これでもう充分だった。

それから1年経ったか
埼玉に住んでいる間に、
会って数日後かに書いたと思われる年賀状が
実家に届いていた。
知ったのはその半年以上経ってからだった。

連絡先知らなかったから実家に送った、
都心に住んでるから 今度遊ぼう、と連絡先が書いてあった。


電車での眼を思い出してしまって
また泣いてしまった。
ぼろぼろと。家だからいいだろう。
その子が知ったら気持ち悪がると思うが
辛くなると、
あの眼を 言葉を 思い出しては
上を向いていた。

遊ぼう と言ってもらえたこと
無防備に連絡先が書いてあったことが
嬉しかった。
きもちわるいおれ


生きていても 悪くはないな、
と思った。


しかしだ
しばらくしてメールしてみたんだが
返事はこなかった。

まぁ半年以上経ってるし。
落ちてるのかな、と思い
1年くらい経ったかな。
思いたくはないが
あれは医師を目指す者としての礼儀だったのか

ただ あの眼だけは
嘘ではない事だけはわかる。

落ちてる、じゃ済まないような事態にだけは
なってないことを、祈るばかり。
きもちわるがられたら何だから共通の友人に現状聞くのも気が引けるんだよね。

そしてその子が
目指すものになれることを
とにかく、切に願う。


あの眼があったから
あたしはこれを書こうと思った。
今じゃぐでぐでだけどww


ありがとう




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